CROSS TALK 02 トップリーダーが求める「人材」とは

大きな視野と自由な発想が
仕事をおもしろくする

学生のみなさんが希望する「働きたい会社」と、会社が求める「人材」がピッタリ合致するためには、お互いを知ることが不可欠。そこで、人事部と営業部のリーダーによる対談を実施し、当社の求める人物像や仕事に対する姿勢を紹介。次にアクションを起こすのは、あなたです!

MEMBER

管理本部 人事部 部長

ICHIKI EMA

学生時代に当社でアルバイトを経験し、最前線で活躍していた女性店長に憧れて入社。自らも入社5年目に店長に。その後、人材開発課の課長を兼任し、2020年からは全社の人事を担当。「全社員の働きやすさと働きがいの基盤づくり」、「人的資材の生産性最大化」、「人事領域における企業価値向上」を目指す。

第二営業部 次長

WATANABE AYAKO

通信関連企業で経験を積んだ後、パーソナルネットに入社。これまでの現場経験を活かして、店長、統括店長、九州マネージャー、統括マネージャーを務める。現在は次長として、営業部全体の予算や目標設定を行う。さらに人事部と連携し、社内研修や評価制度の実施、賞与設定に取り組む。

パーソナルネットが求める人物像は?

「何をした」ではなく
「どう向き合い、考えた」が大切

面接に関して言うと、自分が伝えたいコト・モノを「どう伝えてくれるか」を重視しています。よくいろいろな経験やスキルをアピールしてくださる求職者の方に出会うのですが、それ自体がすごいかどうかよりも、その伝え方に私は注目しています。面接は対話の場と捉えているので、その対話が楽しければお互いにとって有意義な時間となります。こうしたコミュニケーション能力は私たちの業務に大きく関わることで、お客様に提案するスマホやプランについて、カタログでは伝えきれない魅力や便利さがどれだけ伝わるかは、私たちの話術にかかっています。もちろんこのような話す力を充分に身につけている方は少ないので、スムーズじゃなくても「キャッチーな言葉が使える」、「ひとつのキーワードに沿って話せる」等、これからの可能性に期待できそうな方に出会いたいと思っています。

確かに学生のみなさんは準備していたことについてはある程度話せるのですが、「なぜそう思ったのか?」、「その想いはどこから生まれたのか?」まで掘り下げて考えている方は限られています。入社して成長していくためには自己分析をすることが大事なので、面接ではしっかり自分と向き合っているかを見るようにしています。

もうひとつ重要な要素は「変化を受け入れ、楽しむ」こと。携帯電話業界は、プランや機種、受付ルール等が目まぐるしく変わるため、変化に対して柔軟に対応する姿勢が不可欠です。決まった内容の仕事をやり続けるというワークスタイルもありますが、当社はそれとは正反対なので、変化を楽しめるかどうかはマッチングのうえでとても大切です。

私たちの業界では、昨日までのスタンダードが、今日には過去のものになっているケースも少なくありません。しかし、それは携帯キャリアが考え抜いた結果で、必ず意図があります。私たちの仕事は、お客様に機種やプランについて分かりやすく説明し、魅力的に提案すること。そういう意味でも、広い視野で物ごとを捉える姿勢は重要です。
求める人物像としてもうひとつ挙げたいのが、「人や会社に関心を持つ人」。当社は「全員主役」という言葉をスローガンに掲げています。これは、各々がスタンドプレーをするのではなく、一緒に仕事をする仲間と協調し、すべての社員が自分の能力と個性を発揮することを意味しています。こうした環境を実現させるためには、一人ひとりがまわりに関心を持つ必要がある。先ほどの話につなげると、関心を持つことが広い視野を持つはじめの一歩になるんです。
この姿勢は接客にも当てはまります。例えば、iPhoneの最新機種を購入したいというお客様が来店されたとします。普通は「何色にしますか?」、「容量はどうしますか?」と聞いてしまいますが、お客様に関心があれば「なぜ、このお客様は最新機種を希望されているのか?」という理由を知りたくなるはずです。そして理由を確認すれば、もっとお客様のニーズに合った機種を提案できるかもしれない。このように接客の質が変わるんです。学生のみなさんには、自分と関わりのある人やモノに対して関心を持つように心がけてほしいですね。

そう、興味の幅を広くすることが大切。当社を志望してくださる学生の方々は、「接客業が好き」、「携帯電話に興味がある」という方が大半です。こうした思いがあるのは良いけれど、働きはじめたらひとつの物事だけに関心を持つのではなく、いろいろな魅力を結びづけることが重要です。何を・どのように結びつけるかは自由で、それが仕事の醍醐味でもあると思います。

入社してから活躍するために
必要なことは?

"すべきこと"と
"やりたいこと"を一致させる

議論する姿勢」は重要です。新しいことにチャレンジする時、全員が同じ方向を向いているとは限りません。そういった場合にとことん議論を交わし、試行錯誤することで、より良い店舗、よりよい会社に成長していけると考えています。最終的な決断はリーダーが下すことになりますが、こうしたプロセスが"ある"と"ない"では大きな違いが生まれます。
もうひとつ、「自責する姿勢」も大切です。目標を達成できなかった時、お客様に満足のいく対応ができなかった時、クレームを頂いた時等うまくいかないことがあると、ついつい自分に都合の良い理由を探してしまいがちですが、そこで止まっていると改善にはつながりません。環境や人のせいにするのではなく、「自分たちに何ができるか」を考えることが、特にリーダーに求められる姿勢ですね。

そうした姿勢は営業部も常に大切にしています。社内で年1回、社員満足度を測るサーベイを実施しているのですが、すべて私たち管理監督者が目を通して回答しています。モットーは、正当な要求や意見を、迅速に解決・反映させること。営業部の次長になった今でも社員から個別で相談を受けることがありますが、そういった意味では風通しが良く、相談・議論がしやすい環境ではないかと思います。

社員満足度の大きな要素となるのが、仕事の楽しさや、やりがいを感じながら働き、ステップアップしていける環境です。そのため人事部は新入社員だけでなく、2年目、3年目社員のサポートも重視しています。

それはとても大事。入社して間もない頃にできなかったことができるようになると、一人前になったように感じてしまうことがあるんですよね。しかし実際はスタートを切ったばかりの状態で、ここからいろいろなことに関心を持って仕事に取り組み、自分の個性をつくっていく必要があるんです。

そうですね。携帯電話の販売をする仕事では、お客様に満足して頂ける接客と収益を両立させる必要があります。これは一見相反することに見えますが、広い視野で捉えると、つながっていることがわかります。

まさにその通りですね。当社は「頑張るな、楽しめ!」という社長のメッセージをみんなで共有していて、私は入社以来ずっとその意味を考えていたんです。そしてある時、上司からそれは「するべきことと、やりたいことを一致させること」という言葉を聞いて、スーッと腹落ちしました。すべての社員がそう思えるようになることが、個人としてだけでなく、会社の成長にもつながると考えています。

新人社員教育の特長は?

知識だけでなく
将来の目標を知る教育

当社では、まず入社後に1カ月間のOffJTで携帯電話や業務に関する基礎を学びます。その後店舗に配属となり、OnJTによって接客を覚えます。その際もトレーナーがついて、ロールプレイングを行う等きめ細かな指導を行うのが特長です。そして半年後にフォローアップ研修を実施し、課題とこれからの目標を共有します。また、最初はお客様から見ても新人とわかるように新人バッジをつけて接客に入ってもらうのですが、試験に合格すると新人バッジをはずせる制度を設けて、モチベーションにつなげているのも特色です。

私たちの業界でこれだけ教育体制が整っている会社は少ないのではないでしょうか。制度面だけでなく、店舗に配属されてからも新入社員と店舗のマッチングに配慮し、必要があれば配置換えをする等フォローがすごく行き届いていると思います。

OffJTの期間は、私たちが率いる人事部の研修チームが育成を担当しています。育成のプロとして、新入社員が店舗配属後のイメージを持ちながら学び、お客様に「来店して良かった」と感じて頂ける接客を身につける研修を実施しています。 パーソナルネットは代理店としてNo.1にこだわっているのですが、それはお客様に商品を買って頂くという視点を忘れず、よろこびや感動を提供する発想がなければ成し得ません。

営業部は人事部と密に連携をとりながら、研修中も時間を頂いてメッセージを伝えるようにしています。もちろん目の前の数字を挙げて賞与をアップさせることも大切ですが、将来キャリアアップしていくための具体的な目標も伝えることで、自分自身のビジョンを思い描いてもらうようにしています。
また社内体制では、2020年に管理本部が立ち上げられ、それに伴い人事考課が設置されたことが大きな変化でした。社員の評価を客観的に行うためのシートを作成した他、個人の評価と賞与、店舗・会社の実績がリンクするようにしました。

この制度によって、社員が何を指標にして取り組めば良いのかがより明確になりましたね。新人教育に関しては指導する側のレベルアップも重要なので、人事部としてはこうした面も強化していきたいと考えています。

当社は営業部と人事部の連携がとれていて、目指す地点を共有している。それが社員教育の質や、社員のモチベーションにつながっています。

これからパーソナルネットを目指す方へ
メッセージを。

共に成長し圧倒的No.1を
目指そう

私は入社して十数年、会社と共に成長してきました。お客様が違えば話し方が同じでも結果は異なるし、自分の話術が上達すればさらにお客様の反応は変わります。そして、お店が大きくなり、仲間も増えていく。こうした変化に対応することや結果を出すこと等、常に乗り越えるべき壁と対峙し続けることを魅力に感じてくれる方と出会いたいと思っています。

私たちは「圧倒的No.1」を目指しています。外部から来た方に「どうしてそんなにポジティブなの?」とびっくりされるくらいなのですが、それは社長のマインドが現場に浸透していて、仕事に対して前向きに取り組み、心から楽しんでいるからです。 私も入社以来、常に楽しみながら仕事をして成長することができました。そんな私たちに共感し、共に上を目指せる方に出会うことを楽しみにしています。